| サケ卵加工品の品質および製造基準 |
| 塩いくら、醤油漬けいくらおよびすじこなどのサケ卵加工品は、地域水産加工として主要なものであるが、醤油漬けいくらにおける病原性大腸菌O157の食中毒事件により、需要の停滞が懸念されている。そこで、原料の鮮度保持、加工処理および製品の保存における至適条件を明らかにし、より品質の高い製品を安全に消費者に供給するための製造基準を策定した。 |
| 担当者名 |
北海道立釧路水産試験場分庁舎 加工部 保蔵流通科 |
連絡先 |
Tel.0135-24-7083 |
| 推進会議名 |
水産利用 |
専門 |
品質評価 |
研究対象 |
さけ・ます類 |
分類 |
研究 |
| 「研究戦略」別表該当項目 |
5(1)水産物成分の分析法の確立と変性機構の解明 |
[背景・ねらい] 北海道において、塩いくら、醤油漬けいくらおよびすじこなどのサケ卵加工品は、地域水産加工として主要なものである。しかし平成10年に発生した、醤油漬けいくらにおける病原性大腸菌O157の食中毒事件により、北海道産サケ卵加工品の需要の停滞が懸念されている。そこで、原料の鮮度保持、加工処理および製品の保存における至適条件を明らかにし、より品質の高い製品を安全に消費者に供給するためのサケ卵加工品の品質および製造基準を策定する。また、このことにより、地域ブランドとしての評価を高めることを目的とする。
[成果の内容・特徴] (1)塩いくらの製品ランク別に、品質基準(表1)を策定した。
(2)すじこには9月のAランク、醤油漬けいくらには9~10月上旬のA~Bランク、塩いくらには10月中旬以降のBランクのサケ卵巣から、特に良質の製品ができると考えた(表2)。
(3)すじこおよび塩いくらの各製造工程について、製造基準(表3)を策定した。
[成果の活用面・留意点] 水産加工業者への技術指導等により普及を行っている。また、水試の広報誌や報告会等により広く普及を図っている。
品質基準、製造基準の普及により、より安全で高品質なサケ卵加工品の供給が安定的に行われる。
[その他] 研究課題名:サケ卵加工品の品質及び製造基準策定試験
研究期間 :平成11~14年度
予算区分 :補助
研究担当者:北海道立釧路水産試験場 加工部
臼杵睦夫・佐々木政則・小玉裕幸(現北海道立網走水産試験場紋別支場)
発表論文等:最新成果集VOL,5 平成14年度国庫補助事業年度末報告会 事業報告書
|
| [具体的データ] |
 塩いくらの品質基準
|
| |
 秋サケの漁獲時期、格付けと製品の加工特性
|
| |
 すじこおよび塩いくらの各製造基準
|
※表が見えにくい場合は、北海道立水産試験場のホームページを参考にして下さい。
http://www.fishexp.pref.hokkaido.jp/ → 「広報誌・刊行物」→ 「水産試験研究最新成果集(VOL,5)」
| |
| |